ベトナム繋がり

ダナンで繋がる日本人の輪

ダナンでは、日本人経営のお店がたくさんあります。
ショップは少ないですがカフェ、レストラン、バーやホテル、会社経営など異国の地でもあるベトナムで頑張って働いていらっしゃる方がたくさんいます。

今年の6月
ダナンにある「さくらフレンズカフェ」の竹内さんから
「さくらフレンズカフェ」とのエピソードというテーマで
原稿の執筆依頼があり寄稿しました。

2021年11月16日に書店で
「ひろがるベトナム希望レストラン 循環する支援 ベトナムの子供たちとの25年」
が書店で発売されます。
ここで執筆させて頂いた内容が掲載されています。

楽天ブックスやセブンネットなどでもご購入が可能です。



ふぇみんというNGO団体のベトナムプロジェクトの25周年を活動を記念して出版されました。
ふぇみんの活動に関しては、下記のURLをご確認ください。

つながる/ひろがる/フェミ・ジャーナル -ふぇみん-|ふぇみんとは

ベトナムプロジェクトに関しては、下記のURLでもご覧いただけます。
https://femin-village-of-hope.at.webry.info/


竹内さんとは、前職からのお付き合いでまだまだ日本人経営者が少ない時代からお世話になっています。ふぇみんのベトナムプロジェクトとして運営されているのが「さくらフレンズカフェ」になります。

ぜひダナンにお越しの際は立ち寄って頂きたいカフェの一つです。
今回寄稿した際にも
関わりを持たせて頂いた10年を振り返らせて頂きました。
いろんな場面で在住者としてはお世話になり欠かせない場所となっています。
寄稿した内容と一部重なりますがご紹介させて頂きます。

2011年2月20日「さくらフレンズカフェ」がオープンした時は、
ベトナム人の主人もサラリーマンで
私はベトナム在住者や観光客向けに発行しているガイドブックの仕事をしていました。



オープン時は、ダナンに日本食レストランも数える程度しかなく現地の人も日本食に対する興味がまだない状況で先見的な和カフェとして注目を浴びていました。


ベトナム人と日本人の交流の場所にしたいと
カフェの運営に携わる竹内みどりさんや渡辺美里さん
の想いの積もった木の温もり感じられる店内や
日本庭園のような趣を堪能できるテラス席はダナンではとても珍しかったです。



最初にカフェを利用させてもらったきっかけは、
さくらフレンズカフェの運営に携わったベトナム人スタッフ達主催のダナン在住者向けのベトナム料理教室でした。
毎回どんなベトナム料理を作ってみたいなどと相談をしながら楽しいひと時を過ごしました。
見よう見まねで真似するベトナム料理もあったのでベトナム人スタッフに聞きながらの作業はとても楽しかったです。

時には、その当時私も含めてですが小さい子を抱えるダナン在住者のママさん達の一息つく憩いの場所として利用させて頂きました。

 その当時国際結婚をし仕事や子育てで毎日忙しくしていた私にとって
さくらフレンズカフェの料理教室やその後の試食会は、
皆んなとのおしゃべりしながらの情報交換でした。
とても貴重な時間で今でも忘れられない思い出です。

いろんな意見を出し合い、季節感のないベトナムで日本を感じられるようなワークショップを開催してくださったりもしました。
カフェ内には、掘りごたつ式の畳の個室がありそこで皆んなで作業をしたりもしました。

特に在住者の方達のスキルを活かしてベトナムのお花を使ったフラワーアレンジや組紐、麻紐を使ったバッグ作りなど日本ではなかなか体験できないような貴重なワークショップに参加することもできました。



材料もどこで入手するべきかなど現地のスタッフに相談しながら
皆んなで調達したり準備したのもとても楽しかったです。

また本来は、日本語を勉強するベトナム人学生さんたち向けのワークショップ準備の為に
日本帰国時に日本で流行っている季節物のワークショップのお勉強をされていたものを、
私たちダナン在住者にも教えてくださったこともありました。
遠く離れたベトナムで日本を感じられる良い機会でした。

また、ベトナムにいながら日本を感じたいというわがままを聞いてくださって
お正月前後に餅つきを何回かさせて頂いたこともありました。
さくらフレンズカフェを貸し切りダナンに住む日本人の皆んなで集まって交流できたのはなかなかない体験でした。
小さい時に参加した子供達も、ベトナム生活が長く今でも忘れられない日本文化の一つとなっています。

竹内さんが習ってらっしゃるということでベトナム伝統楽器「ダンバウ」のレッスンを受講したりもしました。

さくらフレンズカフェのイベントで披露するチャンスも与えてくださり、モチベーションを保ちながら時には必死に練習をしていました。残念ながら今は継続できていないのですがまたコロナが落ち着き日本とベトナムへの行き来が再開されお二人(竹内さん、渡辺さん)が戻られたら、ぜひ練習を再開したいとお声かけしたいと思います。
また同じように習い集いたい仲間が集まればぜひワークショップも再開できたら嬉しいです。

食事やカフェをするだけでなく日本人大勢で気兼ねなく集まれる場所としてその他にもいろんな場として活用させていただいています。

2018年から現在は、我が子どもたちもお世話になっているダナン日本人補習授業校の憩いの場所として子どもから大人までカフェを利用しています。


今は、このような状況で日本とベトナムとの行き来が自由にできない状況ですがまたいつか状況が改善したらもっともっといろんな利用の方法があるのではないかと思っています。
ダナン駅から徒歩圏内という立地やダナン空港にも近い事から旅行者の利用も多いです。
有料(カフェ利用額によって無料)ではありますが荷物預かりサービスなども行っています。
日本語が話せるベトナム人スタッフも常駐していることも強みです。

また子供達を連れてベトナムプロジェクトの活動拠点「希望の村へ」の遠足や交流会といったこともできたら素敵だなと思っていたりしています。


お店では、「ふぇみん」で開催されるツアーでダナン拠点となった際にはハードな日程にも関わらず必ずお店に立ち寄ってお買い物してくださるなど大変お世話になりました。
またツアー再開が叶いましたらぜひ皆様とお会いできる日を楽しみにしています。

またなかなか日本人経営者の方達と交流する機会も少ないのですが
少しずつ輪が広がっていったら良いなと思っています。

本の裏表紙にはダナンマップのデザインになっていて
お店(ホアリー)の位置情報も記載してくださっています。



日本に住む希望の村出身の留学生達が
今までの支援を繋げていく形として
月1回の神奈川県横浜市の東横線沿線(大倉山駅より徒歩)の「かれん」で
ベトナム料理レストランも運営したりもしています。


2020年3月からイベントはお休みしていますが
ようやく日本も自粛が緩和されてきたと聞きましたので
こちらのイベントも再開されるのではないかと期待しています。
ベトナムではいろんな支援が行われていますが
支援をされていた側がまた支援をする立場になるというとても素敵な活動の始まりです。
どんな活動が行われているかなども知れる良いチャンスです。


ベトナムという国の魅力を知っているベトナム人と日本人
そしてもっともっとベトナムを知りたいと思う方達の交流の場です。
私も一時帰国とイベント開催が重なると必ず訪れる場所の一つです。
またこちらのイベント開催告知などもブログでご案内ができたらと思います。







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