国際結婚

ダナン(旦那)の魅力に気づいた訳

ご縁があってBizmatchの「ベトナム日系企業インタビュー」でお話させて頂きました。
https://vn-bizmatch.com/japanese-18/

ベトナムを選んだ理由や
ベトナム人の主人との出会い
そして
お店をオープンするきっかけや
今後の夢についてもお話させて頂きました。

インタビュアーをしてくださった新妻さんとは
在住歴や国際結婚歴、子供の年齢までほとんど一緒で
今まで出会わなかったのが不思議なくらいでした。

本題のインタビューがスタートするまで時間がかかったのは言うまでもありません。
ぜひ次回は、ダナンで再会しましょうとお約束をして

お話したことが文章になってこんなに素敵に書いて頂けて感謝しています。
今までのベトナム生活を振り返り、
その当時は思い悩みながら
がむしゃらに脇目もふらず駆け抜けてきましたが
お話しているうちに
思い悩んできた事も今こうしてお店を続けているために必要な事だったなと感じています。
きっと今のこの時間も必要だったと思えるようにできる事はやっていきたいと思います。

まだまだ思い悩む日々から抜け出せたわけではないのですが
とにかく主人やベトナムに振り回されながらも楽しんでベトナム生活(ダナン生活)がおくっていきます。

インタビューでもお話しましたが
ベトナムとの出会いは、アオザイからでした。

アオザイは、お店でも生地から自分で選びたくさんデザインしてきました。
ベトナムで撮影したアイドルの方の写真集で着用していただく為のアオザイのデザインなども手がけました。

自分で着用する為のアオザイは、手放したものもありますが
20着以上あるかと思います。
1着1着思い入れがあり忘れられない思い出がたくさんあります。

今まではイベント時で着る印象の強かったアオザイですが
洋服と合わせた装いができるようなデザインを今後も増やし
リゾートならではのデザインを今後展開できるようにアイデアを形にしていきたいです。
オープン当時は、滞在中に受け取れるようにオーダーのアオザイの注文も受けていましたが
テーラーさんの納品日にやきもきさせられることが多く断念しました。

今回インタビューのメインで使う自分のプロフィール写真を用意してくださいとお話があり、
過去の写真を探しましたが一人で写っているものがないので慌てました。
おそらく同世代の女性では、多いかと思いますが家族や子供達の写真はたくさん撮ってるのですが自分が撮影する事が多いので自分が写っている写真が極端に少ないのです。

意を決して、お気に入りのアオザイを着用し娘に撮影を依頼しました。
お店が掲載されている「arucoダナン、ホイアン」を持って

最初は、本が逆さまだったり

仕切り直したら
アクセサリーをつけ忘れたりと

何度もTakeを重ねて

女子同志なので
母娘で納得がいくまで撮影しました。
とにかく「ママは笑った方がいいよ」と
面白い事を言って笑わすので
どの写真も目尻の小じわが満載です。

出てきたものを頑張って引っ込めるより
ありのままが良いのかなと思い
おもいっきり笑ったプロフィール写真を送りました。

旦那さんには選んだアオザイやお化粧や髪型までも
「おばさんみたいだよ(笑)」
としっかり嫌味を言われました。
そして掲載された記事を見ても私の写真に不満そうでした。

結婚式の時も私が式の最中ずっと笑ってばかりだったので
「笑いすぎないで!」
と何度も主人に注意されました。
でも、確かにこの当時は歯をむき出しにして大笑いしているベトナム人女性は少なかったように思えます。
きっと主人は、おしとやかに微笑む人が好きなんでしょうね。

出会った当時は、旦那さんの事はなんとも思っていなかったのですが
彼の純粋でまっすぐとした気持ちや
とにかくおしゃべりで人を楽しませる事に長けていてどこか惹かれていきました。

その当時は、ベトナムではインターネットが普及したばかりでインターネットカフェでチャットをしていましたがもっぱら文通がやりとりの主でした。
文通をしていくうちに彼の真剣な気持ちや想いが伝わって
離れてはいましたが遠距離恋愛をスタートしました。
主人は、その当時親戚のおばさんのお家に住んでいたのですが住所がなく
学校に手紙を送っていました。
何通かに1回は届かない事があり貴重なチャットや電話の時間には
自分達が送った手紙が無事に受け取れているかどうかの確認作業や
紛失した手紙の内容が何だったのかで時間が費やされました。

その当時は、ベトナムの郵便事情をとてもひどく1ヶ月くらい経過して届く事も多く何を書いたかさえも記憶にございません状態でした。

ベトナム人カップルは毎日会ったり連絡をしたりするらしく、
私たちは、お互い学生でお金もまだ余裕がなかったので
学校やアルバイト帰りに家に着いたらワンコールなどを合図をして遠距離恋愛を乗り切っていました。

程よい距離感のお付き合いだったから見えないところも多く・・・

結婚してみたら意外に無口で頑固で、人付き合いも苦手と真逆だったのには驚きました。
完全に遠距離恋愛マジックです。
子供達に「なんでこんな気難しいパパと結婚したの?」と何度も聞かれますが
本当にその通りです。
「結婚するまでは、まったく性格が反対だったんですけど」と本当の事を言うしかありません。
最初に惹かれた部分は、薄れてきましたが
おそらくきっと彼も同じ事を私に思っていて
彼は彼なりに日本人と結婚して苦労したことや後悔したことも多かったと思います。

11年前に同じ国際結婚をしたダナン在住の女性とその当時ダナン在住だったお友達3人で
夜中の24時にハン橋の回転を見に行こうと約束して集合したことがありました。

日中は、バイクのクラクションでうるさくはありましたが
高い建物は、ほとんどなく今よりも街灯も少なく
21時頃には地元の人も寝静まっていて
夜中24時は、本当にダナンの街は真っ暗でした。


ダナン在住だったお友達は、徒歩圏内のアパートメントに住んでいたので一人で歩いてきましたが
同じ国際結婚をしたダナン在住女性のお友達とはお互いの旦那さんのバイクでお見送りをしてもらい見学にいったのですが・・・
旦那様達は、生粋のダナンっ子で旋回橋には何もご興味がなく橋の袂で妻の帰りを待ちながらおしゃべりをして過ごしていました。
ハン橋の90度に回転し、船の往来を待ってからもとに戻ります。

後日、彼女から
私の旦那さんが「来世では何人と結婚したいですか」って質問したらしく
もちろん彼女の旦那さんは「また彼女(日本人)と結婚したい」と答えたそうですが
私の旦那さんは
「できれば来世は、ベトナム人と結婚したいです」と答えたそうです。
伝えようか迷ったんだけど・・・
もちろんその話を聞いた後は問い詰めましたが

とりあえず現世は、なんとか日本人妻を大事にしなくてはという責任があるのか
来世は、勘弁してくれないかというところでしょうか。

何度も離婚の危機はありましたが
今は、とにかく子供達二人を育てる同志として協力できていると思っています。

かなり旦那さんは、不服があるようですが・・・
私も譲れないので仕事&家事分担については今後も闘うつもりです。
とにかく美味しいご飯は作ってくださいという家族一致の強い要望があるので
それだけは私の試練として頑張ります。
そして、タイトルにもあげましたが
最初に惹かれたところは1ミリも残っていなくても
旦那さんの良い部分を見てそこに魅力を感じるようにしています。
直して欲しいところは、まず私も一つ
旦那さんが嫌だと思う事を直してから直してもらいます。
お互いに同じ立場で進んでいく事
なかなか難しいことではありますが考え方を自分で変えたらほとんど喧嘩もしなくなりました。

今回のインタビューを受けて
まだ抜け出せないトンネルにはいても
湧き上がるアイデアは、動き出した時にすぐに形にできるような準備をしておかなければいけないと
再認識しました。
もちろん経営を担っている旦那さんからの承諾を得ないと前には進めないのでご機嫌を取りつつ動いていきます。

みなさんがダナンに来る楽しみやさらにベトナムの魅力に気づいていただけるように
これからもいろんな事を発信していきたいと思います。

ぜひ楽しみにしていてください。

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