ベトナム生活

ベトナム共稼ぎ事情(国際結婚編)

ベトナムは、ほとんどの夫婦が共稼ぎ
出勤タイムも朝の7時半から8時が多く
小さい子供がいると幼稚園のお迎えタイムが16時半から17時となるため
怒涛なスケジュールです。

日本のように集団登下校などもないベトナムでは
子供達の送り迎えも親の責務

朝の8時前後、夕方の17時は通勤&通学タイムで
学校の校門前や大通りは、バイクで溢れかえります。

ダナンでは、ホーチミンやハノイのような渋滞はありませんが
この通勤&通学タイムに時間があたると
通りを防ぎ人が溢れかえり鳴り止まないクラクションに
何事があったかと思うかもしれません。

ベトナムの北部の男性は、家事分担を積極的にすることでも知られていますが
ベトナム中部の男性
特に我が夫世代(40代)・・・・

台所に立つ男性が少ない
週の半分は飲み会
週末は、家族サービスより友人達とカフェや飲み会

共稼ぎしている夫婦にとっては、ベトナム中部の男性は良いところが一つもありません。
ベトナム人女性達と話すと
ベトナム中部の男性と結婚していると聞くやいなや同情されることがほとんどです。
そして特に伝統を重んじるフエの家庭に嫁ぐ女性は、儀式の多さや家族との関係性も敬遠される一つです。

ベトナムだからというのはないかもしれませんが
結婚して子供ができると明らかに女性負担が大きい。
ベトナムでは幼稚園は、保育園スタイルがほとんどないので
共稼ぎする夫婦は、家族総出で子育てするかお手伝いさんを雇うのが一般的なスタイルです。

我が夫婦も例外ではなく
結婚して今年で16年

上の息子は1歳半まで幼稚園がなかなか決まらず産休復帰できず
違う意味で苦労しましたが
下の娘の時は、産休をとることが難しかったため
出産間際まで遠隔(日本)で仕事
日本で出産したので1ヶ月検診後すぐに渡越し
生まれた直後から上司の許可をもらい職場にベビーベッドを持ち込みベビーシッターさんにお世話になりました。
この当時は、取材や営業を赤ちゃん連れで行っていてベトナムだから許されるいやダナンだから許されていたような気がします。

上の息子は、旦那さんの担当
下の娘は、私が担当し
二人でペアを組んで必死に子育てしました。

娘が2歳間近になってから
現在のホアリーの営業をスタートしたわけですが
その当時は、旦那さんがメインで業務を行っていて
会社勤めの私は、空いている時間に手伝いをしていました。

商品セレクトや品出し、商品管理などは
アパレルでの経験をしていたこともある私が作業を担っていたため
私が口を出してしまい
結果子供達を寝かしつけてから夜中泣きながら作業していました。
この激務は1年以上続いて
どちらも両立するには限界があり
なくなく会社勤めを退職せざる得ない状況でした。
ただ、あのまま会社勤めと平行してお店の手伝いを続けていては子供達の子育てはおろか
自分の身も持たなかったと思います。
会社勤めから自営業の身となり自由がきくから良いのではと友人達や日本の母から励まされましたが
結果は、旦那さんが経営者では自由は聞かず
友人達と会う事もままならなくなったのは言うまでもありません。

雨用曲折ありながら
お義母さん、お義姉さん、お義兄さん達の協力も得て子供達の幼稚園や小学生時代は乗り切ったように思います。

最近は、子供達も上が高校生、下が小学校中学年になり
戦力になるため
旦那さんの家族の手はかりずに

洗濯物&時々料理・・・子供達
ご飯の買い出し、下ごしらえ&子供達の送り迎え・・・旦那さん
料理&掃除・・・私

去年のロックダウン時は、仕事や外出がままならなかったので
だいぶ私も家の仕事ができましたが
今は、お店も始まったので
一日いや1週間があっという間

ベトナムの夏休みは、6月から8月
めいっぱいあるので
今は子供達にも家事を手伝ってもらえますが

9月からは、学校もスタートするのでどうにかうまく生活がまわるように戦略を考えなければなりません。

ベトナムでは共稼ぎの家庭が多いので
こんな慌ただしい状況も
みんなも同じように頑張っていると思うと
たくさんの同志がいるような気持ちで励まされています。

日本のようにお惣菜を手軽に買えるスーパーはないければ
うまくベトナムの外食文化を取り入れつつ乗り切っています。
ぜひ旅行で来られた際には、ベトナムの通勤通学の渋滞なども気にして見ていただけると楽しいかもしれません。


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