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2022年4月16日
一番上のお義兄さんの娘が
イタリア人の彼とようやく結婚することができました。
小さい時から勉強大好きだった姪っ子
社会人になっても学びたい姿勢は変わらず、
イタリアへ留学
その時に知り合った彼と遠距離恋愛を乗り越えて無事ゴールインする事ができました。
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思い返せば
2020年1月結婚の挨拶にイタリアから駆けつけてくれた彼
挙式準備なども含めて相談もしていたと思いますが
まさかのコロナ禍
行き来ができないまま2年が経過してしまいました。
2020年3月末に挙式の連絡をもらい
ベトナムの招待状を配りだすのが約一週間前というのもあり
招待状をもらうまでは、本当に結婚式が行われるのだろうかと信じることができませんでした。
式の前日に集合時間の連絡があり
気合いを入れて準備しました。
イタリアから彼の両親も駆けつけて
ベトナム式のウェディング
宿泊しているホテルを新郎の家として、両家共々ブライドメイドを用意します。
新郎側は、男性5名
新婦側は、女性5名
それぞれ未婚者が好ましいとされていて
知り合いや友人などにブライドメイドを依頼し(バイト代)などを払いケースもありますが
そこまで形式にとらわれない場合は、身内で代役を務める事が多いです。
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今回の場合も、新郎側のブライドメイドは
未婚の男性もいましたが女性(新婦の友人)や既婚男性(姪っ子の姉妹の旦那)なども参列していました。
新郎や新婦の兄弟などが出席できない場合などは、代役などを立てるケースもあります。
新郎側は、ホテルを出発したら新婦側に連絡をし
花嫁は、儀式が終わるまで別室で待機します。
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新婦の親族は、新郎側の親族が到着するのを待ちます。
我が家の場合は、大家族で親族の人数も多いので中にはもちろん入りきらず外で待機しました。
今回は、新郎側が外国人ということもあり結納(婚約式)と花嫁を迎える式を同時に行う形式で
16年前私の式も同じ形で行われ自分の時と重なり感慨深かったです。
ベトナム人同士の場合は、両家の話し合いで結納と結婚式を分けて行う場合も多いですがお互いの親族を何度も招集することになるので我が家に関しては、今までの経験上合わせて行う事が多いような気がします。
今回驚いたのは、結納で新婦側に渡すプレゼントが特別だった事です。
ケーキには、イタリアのパネトーネとパンドーロ
お酒では、イタリアワイン
お菓子には、イタリアのクッキーやパスタソースなど
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ビンロウジュの実や果物は、ベトナムで用意されたもので
イタリアとベトナムの文化が融合された縁起の良い5つの贈り物が用意されていました。
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最初の挨拶が終わるといよいよ別室に待機していた花嫁を新婦の母親がエスコートして紹介します。
緊張した面持ちのイタリア人の新郎の表情が、
美しいアオザイを身にまとった姪っ子ちゃんの登場で和らいだ表情になったのは言うまでもありません。
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新郎新婦の親族の紹介が行われ、両親や親戚からそれぞれ新郎新婦にゴールドのアクセサリー(指輪、ブレスレット、ピアス、首飾り)やプレゼント(お金)を渡し終えると二人の手や新婦の手首、首元はゴールドの輝きでまばゆいばかりです。
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一通りの儀式を終えたら、親族一同ティータイムになります。
談笑したり、新郎新婦との写真撮影を楽しみます。
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朝早くから集合し儀式を終えたのが11時頃
披露宴は、夕方からということで一旦親族一同は自宅へ帰りました。
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お義兄さん家族は、長女の披露宴とあって気合十分。
我が家では、初めてのリゾートガーデンウェディング
通常であれば、ベトナムでは300名から500名程度の招待客で賑わいますが
この日は、身内や新婦の友人などを含めて100名程度のこじんまりとした披露宴でした。
朝は、暑いくらいのお天気でしたが
夕方は曇り空に
でも海風がとても心地よく
あまりの素敵な雰囲気に終始感動してしまいました。
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これからどんな未来が二人を待ち受けているかわからないけれど
こんなに長い期間会えず、お互いの気持ちを確かめあいながら前に進めたのだから
どんな困難も乗り越えられるのではないかと思わずにはいられませんでした。
お義姉さんと同じ母の気持ちや姪っ子ちゃんと同じ花嫁の気持ちになったり
そしておばという親戚の立場になったり、この日一日は気持ちの移入がとても多く幸せと感動が入り混じった複雑な気持ちでいっぱいでした。
そして、姪っ子の父であるお義兄さんは末っ子である旦那様を大学卒業まで面倒見てくれたいわば私たちにとっては
父親的な存在です。
なのでなんだか勝手に姪っ子ちゃんを年の離れた姉妹のような気持ちでもみていました。
二人の娘を送り出したお義兄さんは、ホッとした安心した顔に時より見せる寂しそうな顔も胸にグッとくるものがありました。
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写真を見るたびに余韻に浸れるとても素晴らしい結婚式でした。
そして、姪っ子ちゃんのお陰で自分たちの結婚記念日(4月17日)を過ぎてから思い出すのではなく
前日に気づけた事に感動しました。
いつまでも初心忘れるべからずで
ベトナムに来た時の思いを胸に前に進んでいきたいと思います。