お店情報ベトナム生活

ホアリー『Hoa Ly』は、Only One

久しぶりの投稿です。
書きたいことは、山ほどありましたが
夏休みは、たくさんのご来店があり落ち着くまで時間がかかってしまいました。

長期の一時帰国をしていたこともあり
お店の立て直しに時間もかかりました。

今は、ひと段落してといいたいところですが
年末年始に向けて急ピッチでオーダーやデザインをしています。
10月に入ってから雨続きの日が続いています。

雨季の始まりは旧暦から考えると
例年通りではありますが
昨年同様激しい雨で雨季らしい雨とは程遠い激しい雨が数日続きました。
この期間にご旅行に来られたお客様は、移動や観光も思うようにできなかった方もいらっしゃったはずです。
まったく雨に当たらなかったというようなこともありますが
やはり年間通した気候で考えると雨の多い時期ですので
ホテルでの満喫方法や雨が降った時の旅行計画も必須な時期です。

観光以外にもスパやグルメ、お買い物やホテルライフも楽しめるベトナムをぜひ楽しんでいってください。
そして、ダナンを大好きになって
また違う時期に同じメンバーや違うメンバーともリピートしてくださると嬉しいです。

今回は、楽しいベトナムのお話をしたかったのですが
残念ながら真逆です。

ホアリーは、ダナンで1店舗のみの経営となります。
近所に模倣店や姉妹店と偽り接客するケースもありますのでご注意ください。

特にツアーやパッケージなどガイドさんやドライバーさん(タクシーやGrab)などに連れて行かれた場合も目的地にきちんとついているかご自身で確認をしてください。

ホアリーは、白い壁に2階のベランダの水色のバルコニーの柵が目印となります。
白い壁に黒い文字でHoa Lyと書かれています。
ガラスの窓にもHoa Lyと書かれています。
いまのところ主人の水色のベスパも目印になってます。
こちらは、旦那さんの趣味バイクの為
目印でい続けてくれるかは不明です。
一応現役で動くおじいちゃんバイクですが
なかなか動かしてあげていない今日この頃です。

あとは、目印に左の番号に「252」という家の数字が書かれています。
ベトナムは、住所番号と通り名で場所を確認する方法が一般的です。
(画像の営業時間は、コロナ期間の営業時間です!!現在は10:00-18:00の営業となります。)

ホアリーの住所番号は
252 Tran Phuとなりますので
Tran Phu(チャンフー通り)の252番ということになります。

お店の隣は、角地で地元の人に人気の塩コーヒーになります。
Ca Phe Muoi Hueという看板が目印です。
お店を正面にし
右側は、Kem Duaというココナッツアイスクリーム屋さんです。
左右隣は、テナントになるので変更する可能性もありますが
2023年度10月現在は
お店を正面にみて左は、塩コーヒー
右は、ココナッツアイスクリームの大きい看板に挟まれています。

模倣店や姉妹店と偽るお店については
お店のオープン時に遡る必要があります。

2014年にお店をオープンした時には、
現在の店舗ではなく旧店舗での営業でした。
現在の店舗から20メートル先になりますが現在は旧店舗は営業していません。

2014年は、ダナン/成田の直行便が就航したばかりで
店舗は、間口5メートル奥行きは20メートルありましたが
まず最初は、旦那さんの発案で急なオープンだったこともあり
間口5メートル奥行き10メートルの半分のみで店舗営業していました。
商品もポーチ、巾着、バッグ中心のお店でした。

最初は、従業員も一人しか雇えず
まだまだ娘は1才半
息子は、小学2年生
子供達は、手がかかる年頃で
私もまだ会社員としてバリバリに働いていた為
体調が思わしくなく退職したばかりの旦那さんが中心にお店を営業していました。

その頃ダナンは、Phevaチョコレートとホアリーしかなく
ダナン市内のトイレ休憩場所としてたくさんのツアーのお客様にお店に立ち寄ってもらったのを覚えています。
何十人とトイレ休憩に行きたい方がいるのに
お店にはトイレが2つしかなく
2階にトイレを増設した程でした。
その時は、旦那さんの頭がおかしくなったんじゃないかとおもったくらいでした。
トイレがないところにトイレを作ったのですから・・・

まだまだ個人のお客様も少なく
トイレ休憩しながら待っている間にお買い物というパターンが多かったように思います。
この頃の旦那さんも生活の基盤を立て直すのに必死だったのかもしれません。

2016年から本格的に私が店舗運営に携わり
現在に至りますが
最初に営業をスタートした時は、お客様にはまだまだ知られていないダナンではあっても
アパレル業務になれない旦那様やスタッフ指導など
仕事が終わった後や休日返上で
寝る暇がないくらい忙しかったのを覚えています。
泣きながら、嗚咽しながら作業していた日々が懐かしいです。
一番手のかかる子供達の子育てを覚えているはずもありません。
この時の息子や娘は、いろんな事を我慢していたはずです。

少しずつお店も拡大し1階の半分で営業した店舗を増設し
住まいとして使っていた2階を店舗にし
その時は、小さい子供たちの送り迎えもパズルを組み替えるように二人で交代で行い
時には、お義兄さんやお義姉さんに助けてもらいながら乗り越えました。
お義兄さんやお義姉さんは合わせて16人いますので
誰かしら助っ人に入ってくれました。

お店を始めた当初から
旦那さんは
テナントではなく自分たちの持ち家でお店を展開したいと考えていた為
2018年に今のホアリーの店舗を更地の状態から建てました。

旦那さんは、テナントで借りていた旧店は、借り続けられる間は営業し
違うコンセプトのお店を営業したいと考えていたようでしたが
それには、私の協力が必須だった為
お店が忙しくなって身動きがとれなかった私はその話を忙しさを理由に放置していました。

その後2019年にコロナの波がやってきて
2020年3月に臨時休業となり
テナントとして借りていた店舗を5月に手放し
今の店舗での営業をスタートしました。
旦那さんからの提案を放置していたのは結果としてラッキーな方向に動きました。

一番ひどい状況での旧店から新店への引越しで人出も足りない状況の中
引越しをしたのは今でも忘れられません。
この時も毎日梱包作業を行い、寝れない日々を過ごしていたのを忘れられません。

そんな状況下の中、たくさんの方に助けていただき
ベトナム国内、近隣諸国に在住のお客様や日本からご注文やご来店もあり
励まされて今に至ります。
何度も投げ出したい気持ちになりましたが
いろんな方に励まして頂きました。

お店のスタートは、個人のお客様が少なく
まずはお店を知っていただかなくてはということで
ツアーのお客様にご来店頂きながら営業していました。
その時は、ガイドさんやドライバーさんにお礼をお渡ししなければならず
利益はほとんど出ていませんでした。

しばらくすると、もともとお客様を連れてきてくれていたガイドさんや
友人達が目と鼻の先で模倣店をオープンし
ツアーのお客様を連れてくる事はなくなりました。

それが
少しずつ商品を選びながら
買い付けし店舗を大きくしていった経緯があったとしても

商品全部を真似し
同じようなお店をオープンすることはいとも簡単です。

いろいろ気になる点やトラブルもありながらも
2019年のコロナ前には、その店舗は3店舗(同じオーナー)
他にも複数ありました。
ただ、ダナンでのお買い物が少しでも楽しくなりお客様の購買意欲が刺激され
相乗効果でダナンを盛り上げる事ができるならそれも良いのではないかと捉えていました。
真似をされたら、また新しい何かを生み出すしかないといった原動力にもなっていました。

条件がよければ
お客様を連れてきてくれるというような話もありましたが
私たちは、ツアーのお客様を連れてきてくださる方より
お買い物を楽しむお客様自身にきちんと還元し
今後の商品展開の投資に使う道を選択しました。

この件については、主人とも何度も話し合い
お客様に誠実に向き合うにはどうすべきか

競合店を意識して
値引きやプレゼントそして連れてきてくれた方にお礼などはできますが
そうすると利益がなくなり
気持ち的にも追い詰められ
商品も十分に仕入れできず
商品の質も下がります。
負のループしか思いつかず
それが来店されるお客様の満足に繋がるとは思いませんでした。

それよりも
ホアリーでしかできないサービス
商品提供を目指して
そして自信を持って商品開発を行い
オススメできる事が今の自分達には必要なのではないかと

模倣店や姉妹店を偽る店舗の出現によって
ツアーのお客様は、フリータイムがない限り立ち寄ることはなくなりましたが

逆に個人のお客様がゆっくり見ていただけるような環境ができたことはとても良い変化だったと思います。

ツアーのお客様を受け入れていた時は、個人のお客様はあまりの勢いに逃げてしまう個人のお客様も多く見受けられました。
15分か30分の短いトイレ休憩の間に
お買い物を済ませなければいけないお客様にとっては、形相を変え必死にお買い物に突進するのも当然です。

スタッフ達も全力でこたえていて
ツアーのお客様が帰られた時の脱力感とお店の抜け殻感は半端なかったです。
その脱力感の最中、バイクを盗まれてしまった事もありました。

商品に関しても
一人のお客様が買う商品に群がるという傾向が多かった為
セール時のような状況になり常に動く商品は、すごい量の在庫を抱えていました。

これは、全て旧店舗での出来事ですが
今こうして文面に書き始めると忘れられないエピソードが満載です。

もちろん楽しい出来事ばかりではありません。
また、別の機会にお話できたら・・・

残念なのは
ホアリーに立ち寄りたいと思ってダナンに来てくださったお客様が
やっとの思いでお店に来てくれたこともありました。
何度もホアリーに行きたいと伝えても
違うお店に連れて行かれたり
故意に営業時間外に来て来店など
何度か聞く事はあってもどのように対処するべきかは考えあぐねていました。

今は、タクシーやGRABをうまく利用される方も増えていますが
やはり海外での移動や観光に不安を感じていらっしゃる方も多く市内観光などもツアーを利用される方もいます。
もちろんこのように直接話して伝えてくださったお客様もいらっしゃいますが
たどり着けなかったお客様もいらっしゃるのかもしれません。

模倣店や姉妹店と偽る店舗が悪いというわけではないかもしれませんが
店名を似せる
旧店舗隣での営業は少し悪質なように感じています。

いくら誰かの入れ知恵だったとしてもそれに加担する店舗さんにも悲があると思います。
できるだけこのようなことを書き連ねることがないことを願っていましたが
やはり、この時が来てしまいました。

自由に行き来が再開され、
最近では、リピーターのお客様だけでなく
ご来店頂いたお客様からの紹介という形での来店も増えています。
旧店舗に来店し再来店されるお客様もいらっしゃる状況です。

ホアリー「HOA LY」に来店するつもりだったお客様が間違えて模倣店や姉妹店と偽る店舗に入ってしまうという状況が
起らない事を願います。
もちろん何事もなくお買い物され満足される方もいるかと思います。
ただ、ホアリーではない
違うお店でのお買い物だということを理解して頂けたら幸いです。

もし、何かあった場合どのようにも対処ができません。
模倣店や姉妹店と偽る店舗のオーナーさんの心が入れ替わり
誠実に対応してくださる事を今でも願っています。

お客様にベトナムの商品を提供する者として
ベトナム代表として
そして一人の大人(親)として
子供に恥ずべき事がないように
こういうことがまり通る世の中では明るい未来はありません。

全てのガイドさんやドライバーさんがそれに該当する訳ではありません。
見返りを求めず誠実にお客様のリクエスト通りお店に連れてきてくださるプロフェショナルで優秀なガイドさんやドライバーさんもいらっしゃいます。
今でもその方達はオープン時から助けていただき感謝しております。

ツアーを利用するメリットは、ベトナムやダナンを知る上で知り得ない歴史や文化を理解することができることだと思っています。

ホアリー「HOA LY」がオンリーワンである為に
私も常に前向きに
ベトナムに住む日本人代表として
日本人としてベトナムに住むベトナム代表として

どちらの立場からも見られていると
恥ずべきのない行動をしたいと思っています。

まだまだできていないことや課題は多くあり
着手できていない事もたくさんありますが
誠実に店名の由来通り「ホアリー」の花のように凛として華やかで威厳が保てるように邁進していきます。
次回の投稿は、明るい話題にできるように

ぜひ、ダナンに遊びに来られる際にホアリーを選んで頂けたら嬉しいです。
インスタやFBの投稿などはほそぼそとですが続けていきます。









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