ベトナム生活

ベトナムの年越し2022(でもまだまだ明けないベトナム)

ベトナムで迎えるお正月も今年で18回目
ベトナムは、旧正月が本番なので西暦のお正月は何事もなかったかのように過ぎ去ります。

我が家の子供達に至っては、クリスマスからテスト期間中に突入するということもあり
クリスマスを楽しむこともお預け
ベトナムの学校は、9月から始まり旧正月前(1月または2月)までが一区切りとなります。

今年もコロナ関連で右往左往しているベトナム
ただ、withコロナになったことで
今年は、至る所で渋滞していました。
ダナンは、リゾートホテルではクリスマスイベントなどが催されているので
クリスマスブッフェなどでも賑わっていたようです。

街中のレストランやカフェは、クリスマスの飾り付けをするのは恒例となりつつありますが
これは旧正月明けまで続きなかなか明けないクリスマスといった雰囲気です。
ベトナムのサンタ事情といえば
あまりクリスマスを重要視していない家庭が多く
サンタさんがプレゼントを届けてくれるというのもほんのごくごく一部の家庭だけです。

我が家も上の子供が小学6年生までは
毎年頑張って準備をしていました。
ベトナム人の旦那様は、非協力的で
プレゼントの準備やセットなど全てママサンタの役目
日本ならどの家庭もやっていることとはいえ
イベントごとに疎い私にとってはかなりの責務でした。
ベトナムでは、ほとんどサンタさんが来ていない家庭が多いと話しましたが
周りがそんな環境下といこともあり早々に息子は、現実を薄々気づいていたようで
でも、「ケチなパパとママがプレゼントを買うわけがない!!」という思いで信じていたようです。

上の子が中学生、下の子は小学1年生になった時に
ネタバレということではなく
サンタ業務から撤退しました。
下の娘は、おそらくまだまだ信じたい年頃だったと思いますが
苦渋の決断でした。
毎年誕生日やクリスマスに欲しいものをあれこれ考える楽しみを奪ってしまった感はありますが
本当に欲しいもの
自分にとって必要なものはなんなのかということや
今あるおもちゃを使ってどう楽しむかというような知恵はついたような気がします。
(こんな親で申し訳ないのですがこんな親だからこそ子供も似てきているのかもしれません。)

今もサンタ業をやめた時期は、早かったかなという葛藤はありますが
お友達家族の話を聞いて
それだけで我が家はほっこり温かい気持ちになりながら食卓を囲んでいます。

我が家もサンタ業務がやっていたころ
ベトナムの長い夏休み期間に我が家は日本に一時帰国中することが多いので
クリスマスプレゼントもこの時に調達していました。

一年に一度しか帰国しないので
子供達のプレゼント以外にもあれもこれも買いたいとなり
クリスマスプレゼントの条件はできるだけ嵩張らず、飽きずに長く遊べるものを選んでいました。
でも、子供達の好みはそうはいきません。

誘導作戦を試みましたが大きくなるとなかなかそういうわけにもいきません。
息子が小学校低学年の時、サンタさんに手紙を書いて
それを見てしくじってしまっても後戻りはできません。

希望していたプレゼントではなく
朝起きた時にかなり落胆していました。
あまりの落胆ぶりに
旦那さんとバイクでクリスマスプレゼントをダナンで追加調達
次の日の夜中に再度セッティングした日のことは今でも忘れません。
息子には「サンタさんプレゼント間違えちゃったみたい・・・ごめんなさいって謝っていたよ」
子供にだってばれる大嘘で乗り切ったのはいうまでもありません。

そして年を追うごとに子供達も知恵がついて
サンタさんがどこから来るのか
絶対会いたいとなって
母は子供が完全に寝落ちするのを待ってプレゼントセット
これは、どの家でも経験されているかもしれませんが
クリスマス前後は、この任務を無事に遂行できるか生きている心地がしませんでした。
でも、いくつになってもプレゼントを待つ時やあげる時はワクワクがとまらないものですね。


ベトナムに嫁いでからこんなにも日本を遠く感じるとは思いもしませんでした。
最後に日本一時帰国した日から約2年

2014年には、ダナン成田の直行便もでき
2019年にはダナン羽田間も

まだまだ通常に戻るのには時間がかかるかもしれません。
意外に早く戻る可能性もあるかもしれません。
今は、この特別な時間が当たり前になりつつあります。
この時も貴重な時間と思いながら過ごしていきたいと思います。
ただ、胸のうちは本当に複雑です。

今年は、たくさんの方と繋がり
ホームページやYoutubu,オンラインショップの準備も進める事ができました。
まだまだ始まったばかりで順調とはいいがたいです。
慣れないことも多く落ち込みや作業が進まないことも多いです。
なかなか定期的な更新ができず心配をおかけしますがぜひ応援よろしくお願いします。

できることを少しずつまた新たな出会いやいままでの出会いも大事にしながら過ごしていきたいと思っています。

2022年もよろしくお願い致します。

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