ベトナム生活

ダナンバレンタインの行方

ベトナムのバレンタインについて書くつもりが
そろそろ3月突入です。
季節ハズレですがお付き合いください。

ベトナムのバレンタインは
男性から女性にお花やチョコをあげたり、プレゼントや食事などでお祝いする姿をよく目にするようになりました。
コロナがなければもっと盛り上がることができたかもしれませんが
Withコロナといっても
職場によっては、リモートだったり
まだまだ明けないコロナです。

今年は、9歳になる娘から手作りチョコレートを作りたいというリクエストがあり
娘と初めてチョコレート作りをしました。

皆さんは、手作りチョコレートを作ったことがありますか。
日本であれば、バレンタインシーズンになると味はもちろん見た目にも可愛いチョコレートがたくさんあるだけでなく
手作りチョコレートなどのコーナーもあり見ているだけでも楽しいに違いありません。

ここは、ベトナム
そしてダナンでは、手作りチョコレートを作るにも材料探しから可愛くラッピングする資材購入まで
気に入ったものを探すのが一苦労です。

娘のリクエストに応えるべく
旧正月明けは、時間を見つけてはバイクでいろんなところを走りまわりました。

本命チョコレートではなく日頃お世話になっている先生やお友達にプレゼントしたいということで
中型サイズのBOXを探していました。
もう、最悪は箱なしでラッピングをも考えましたが
ダナン在住のお菓子作りのエキスパートの先輩から耳寄り情報を頂き可愛い中型の箱を見つけることができました。


昔に比べると、ダナンも趣味で手作りケーキやチョコなどを作る人も増えてきたようです。
お店でもベトナム産カカオのチョコレートは、大人気でしたが
もっともっと一般のベトナム人にも買いやすくなり市場が開けていくと良いなと思います。

可愛い箱だけで気分は盛り上がります。
娘は、チョコレート作りに俄然やる気をみせていましたが
私はというと、箱を購入し材料を準備してやりきった感に・・・

バレンタインどころではない細かな仕事があれこれとあり
このまま逃げてしまいたい衝動にかられましたが
目の前にメラメラとやる気に満ちた目でいつ渡しますと約束までしてしまっている娘
逃げるに逃げられません。
バレンタイン前日に慌ただしく準備

とりあえず
下準備やレクチャーをして
後のメインの作業は、見守りつつ娘一人でやりました。
途中娘の就寝タイムになり、作業を中断せざるえませんでした。
後は、母が夜中に残りのチョコレートを再度溶かし作業完了

一人での作業は、
中学時代にバレンタインチョコを初めて作った日のことを思い出してしまいました。
いつか娘も一人で誰かを思って作ったりするのかなと思うと
一緒にワイワイ楽しみながら作業するのも残りわずか
忙しいからと逃げるのではなく
楽しい時間を共有していくのは大事だなと感じました。

チョコレートが好きでない我が息子
今は、体見直し月間に入っているベトナム人の旦那さん
残念ながら娘が手作りしたチョコレートは、我が家の男性陣には一口も食べてもらえませんでした。
でも、食べてもらえないのが残念というよりか
女性陣でたくさんチョコレートを試食できるねなどと食べられない男性陣がいてラッキーの気持ちでいました。

プレゼントで渡した先生や友人達からは、本心かどうかはさておき「おいしかった」と好評で
来年もチョコレート作りが続きそうです。
そして、余る予定だったチョコレートは直前にあげたい人が増えたこともあり
最初の味見分だけで食べられませんでした。

一応
日本式に
男性から女性へのプレゼントも絶賛受付中と毎年言っていたら
今年は、珍しく旦那さんからプレゼントがありました。

母には、パイナップル

娘には、ジャックフルーツ

「チョコレートは、自分達でたくさん食べたでしょ?」
果物なんて、バレンタインに関係ないっと喉元まででかかりましたが
娘と「こういうバレンタインもありだね。パパがプレゼントしてくれるのは貴重だから」ということで
美味しく思う存分頂きました。




来年こそは、自由に会いたい人に会える
また違うバレンタインの楽しみが加わると良いなと期待しています。

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